しろラボ

かしこくなりたくてせのびするブログ

モテたいなら当たって砕けるな|告白の成否を決める4つの要因

f:id:sironorisa:20170809044019j:plain

 

 

告白の成功率を上げる方法を知ろう

恋人であることを表す行為について大学生に調査したところ、以下の3つの項目が挙がった(山根(1987)『「恋人」 という間柄を意味する諸行為の記号学的分析』)。

  • キスをする
  • 抱き合う
  • 相手に好きだという

恋愛関係を認識するには「告白」がとても重要な行動であることが伺える。

 

ここまでは当たり前。それでは、告白の成否は何によって左右されるのだろう?成功率を上げる方法はあるのだろうか?

 

私は恋愛をしたことがなく、そのあたりのスキルが小学生以下のため、論文を読んで勉強することにした。そしてそっと空想の糧にするつもりである。

 

参考文献:栗林克匡(2004)『恋愛における 告白の成否の規定因に関する 研究』

 

大学生の告白事情

告白の成功要因の説明にすぐさま移ってもよいのだが、論文中に面白い記述があったので説明しておこう。読み飛ばしても構わない。 

男女で告白の季節や場所が異なる?

栗林氏は大学生を対象に質問紙調査を行い*1、告白の状況に関する基礎的な特徴を検証した。すると以下の事実が判明した。

 

結果まとめ
  • 男性は4/6/7/9月に告白が多い
  • 女性は2/6/8/12月に告白が多い
  • 男性は屋外での告白する傾向あり
  • 女性は屋内で告白する傾向あり
  • 男性は交際申し込みも含む傾向あり
  • 女性は恋愛感情の伝達のみの傾向あり

 

……告白しやすい月なんてものが存在するとは。6月は梅雨でジメジメしているから、「告白して気分転換するぜ」という気分になるのだろうか?

 

男性は公園や道端などの屋外で告白する傾向があるようだ。もっと場所を選んだ方がよいかと思いきや、場所よりも告白前の行動や、告白のタイミングのほうが影響力がある。

 

また、男性は「好きです、付き合ってください」恋愛感情の伝達&交際申し込みを一挙に行う。一方で女性は「好きです」恋愛感情の伝達のみに留まることが多いようだ。

告白の成否はこれで決まる

f:id:sironorisa:20170809044133j:plain

 

高校生158名 (男性70名, 女性88名),、大学生207名 (男性133名, 女性74名)名に告白経験や実態に関して調査したところ、成否を決定づける要因が浮き彫りになった。

 

4つのチェックポイント
  • 対象は1人に絞ろう
  • 早めに告白すべし
  • 5つの行動で成功率が上がる
  • 当たって砕けるな

 

対象は1人に絞ろう

誰とも交際しておらず、他の人に片思いもしていない場合に告白は成功しやすいことが確認できた。

 

「3人好きな人がいるから、アミダで決めて告白しよう」なんて人は告白が失敗しやすくなる。恋愛感情は1人に向けることで、成功率が上がるのだ。

 

「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」は告白に当てはまらないということである。

早めに告白すべし

知り合ってから告白の期間を「3か月以内」「4~6か月」「7~12か月」「13か月以上」の4つに分けて分析を行った。

 

すると、3か月以内に告白したほうが成功率が高いことが判明した。成功した人の40%以上は3か月以内に告白しており、その一方で失敗した人の50%以上が1年を超えてから告白している。

 

告白は早めに行うほど成功率がUPする。「石の上にも三年」では失敗間違いなしだ。

5つの行動で成功率が上がる

告白の成否を左右する行動として、以下の5つの項目が浮き上がった。

  • 2人で遊びに行く
  • 2人で食事に行く
  • 相手の買い物に付き合う
  • 親に紹介する
  • ペッティングする

ペッティングとは何だ?と検索してみたところ、撫でてあげることのようだ。

 

なでなですると告白が成功しやすくなるということか。……肩を揉むのはペッティングに当てはまらないのだろうか。

 

現実的に考えて、告白もしていないのに親に紹介したりペッティングしたりするのはハードルが高い。セクハラである。しかしそれ以外の3項目に関しては、勇気を出して相手を誘えば何とかなりそうだ。

 

告白前には数回、一緒にどこかに行こう。照れくさくても告白の成功率を上げるためには必須だ。

当たって砕けるな

告白の成功者は、相手が受け入れてくれる可能性が十分高い時に告白する。

 

イチカバチカの賭けはせず、出会って3か月の間に一気に距離を縮めて、タイミングを見計らってから思いを告げるのだ。

 

いけるんじゃないか?と思える時にこそ告白だ。ダメ元での告白はダメになりやすいから。

 

意外にも告白に影響しにくい事柄

f:id:sironorisa:20170809044506j:plain

 

告白の成否に関係する事柄がある一方で、「これは関係あるよね」と思っても実はあまり関係していない事柄を2つ発見した。

 

この2つは関係ないかも
  • 恋愛感情の強弱
  • 感情を表現するスキル

 

嘘だろ?と思いますがホント。

 

恋愛感情は強くなくてもいいらしい

恋愛感情の強さと告白の成否の関係性を調べたところ、関係があるとは言い切れないことがわかった。

 

相手を想う気持ちが強かろうが弱かろうが成功率は変わらないのである。

 

「彼女のことは僕が一番愛している」という人と「3か月付き合って暇を潰したい」という人では、あまり成功率に差がないということになる。これは極端か。

感情表現のスキルは関係ないらしい

告白の成功者と失敗者を比較すると、記号化スキル(自分の感情を表現するスキル)には差異がなかった。

 

告白と言えば「好きです!付き合ってください!」2文が定番なので、あまりうまいこと言えない人でも大丈夫なのかもしれない。

 

うまいこと言うぞ……!と意気込むよりも、しっかり「好きです」と伝えることが何倍も大切であろう。

 

「私があなたを好きになった理由は3つある。付き合いたいという思いは海よりも深く……」と言語に頼るのはやめにしようではないか。

 

まとめ

告白の成功率を上げるためには、気持ちだけではなく告白前の準備が必要だ。

 

遊びに誘って一気に距離を縮め、3か月以内の短期決戦で成功させてほしい。恋愛は戦いであり、戦略が必要ということだ。ハードル高いなぁ。

 

ご武運を。

 

*1:栗林克匡(2002)『恋愛における告白の状況と個人差』