しろラボ

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「好きなこと」より「できること」|仕事を決める前に知っておきたい1つの方略

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好きなことを仕事にした末の苦しみ

「好きなことを仕事にする」という言葉は耳に心地よいのですが、この言葉にはひとつの危うさがあります。

 

「好き」だけど「できない」ことを仕事にしちゃったら大変!なのです。いくら好きであろうと、まともに働けなかったら社会の役に立たず、結果的にまともにお金を稼げません。お金は社会に役立ってもらえるものですからね。

 

ときどき歌手になりたいと思って努力して、それなりに歌唱力もあるのですが、なかなかヒット曲がでなくて、何年も下積みで苦労して辞めてしまう、というケースがあります。

 

それでは人生台無しです。やめてから普通の仕事をしようとしてもうまくいかなくて苦労する。それは好き嫌い、だけで選んでしまった結果なのです。

 

『ブッダの幸福論』 p55

 

歌が好きだから歌手になる!といっても、才能がなければどうしてもデビューは難しいものですよね。安易に「好きなことを仕事にした」結果です。

 

「できること」を仕事にするのが一番

先ほども言ったように、お金は社会に役立った見返りとしてもらえるものです。ということは、自分がしっかりできることを仕事にすれば、それだけ必要なお金が手に入るということになりますね。

 

文章がちゃんと書けるなら、

別に書くことが好きではなくてもライターになって構いません。

 

勉強がちゃんとできるなら、

別に教えることが好きではなくても講師になって構いません。

 

スポーツがちゃんとできるなら、

別にスポーツが好きではなくてもインストラクターになっても構いません。

 

ちゃんとできるんですから、人から感謝されますし、お金ももらえますよ。

 

「できること」は「好きなこと」に繋がる

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できることを優先して仕事を選ぶと、仕事が楽しめないのでは?と思うかもしれませんね。でも、できることを続けていると、次第に好きなことに変化することがあるんです。

 

何故かというと、自分ができることによって人が助かるからです。社会の役に立っていると実感できるからです。それによって幸福を感じられるようになるからです。

 

例え好きなことを仕事にしても、人が助からず、社会の役に立てず、幸福を感じられないから嫌いになってしまいそうですよね?

 

でも「できること」を優先すれば、少なくとも仕事を嫌いになることはないでしょう。

 

自分にできることを探してみよう

自分は何ひとつできない……と思っている人でも、案外できることはあります。それが周りの人よりもほんのちょっと優れているだけでも十分です。

 

  • ピカピカに掃除できる
  • 料理がおいしく作れる
  • ヨガができる
  • 速読が得意
  • 勉強ができる
  • 節約が得意
  • 運動ができる
  • 聞き役になれる
  • イラストがうまい
  • タイピングが速い
  • 情報収集が得意
  • 文章力がある

 

など、日常生活から自分ができていることを探してみて下さい。ここで重視するのは「平均よりできていると思えること」ですよ。好きなことを探しているのではなくて、得意なこと、できていることを探しているからです。

 

ただ、あんまり自分に厳しくしすぎて「ヤッパリできていないじゃんか」と投げやりにならないでください。平均以上なら十分です。平均以上できている時点で、少しは才能があると考えられます。才能の芽を摘まないようにしましょう。

 

好きなことからできることへ。もっと人の役に立てて、充実感を感じられる仕事につけるよう応援しています。