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自分が望む「主音」の会話|人を思い通りに動かす方法とは?

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主音が会話を操作している

 

短調の曲が悲しいのは当たり前なのに、自分で短調にしておきながら「なんでこんなに悲しいのかな」と首を傾げている。

 

何とも滑稽だが、現実の会話では気が付かないうちに行っていることだ。

 

自覚しているかどうかに関係なく、あなたは他人とかかわるたびに特定の舞台を設定している。……自分の最初の言葉、動作、態度が「主音」となることを肝に銘じよう。

 

私たちは会議や面会で成果が上がらない時、「どうしてうまくいかないのだろう」という。大抵の場合、その原因は最初のやりとりがまずかったことである。

 

ちょうど短調の和音で始めておいて、なぜこの曲はこんなに物悲しいのだろうと首を傾げるようなものだ。

 

レス・ギブリン著 『人望が集まる人の考え方』 p87

 

自分の会話を思い返すとすぐにわかるだろうが、その会話ごとに自分の言葉の調子が変わっていないだろうか?悲しい話なら悲し気に、楽しい話なら楽し気に。

 

お笑い芸人は身近な人の死さえも笑いに変えられるが、あれは態度や言葉の調子……「主音」を楽しくなるように設定しているためだ。

 

一度、悲しい話を楽し気に話してみてほしい。その話が何だか楽しい感じになってくるかもしれない。これが「主音の操作」である。

 

話の調子を主音で変える!

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嫌な話は嫌な気持ちで話すのが当たり前、ではない。嫌だな~という思いに引きずられて、ついつい「嫌な主音」で話してしまうから、結局は嫌な話になるわけだ。

 

自分が望む「主音」で会話を始めれば、相手の行動と態度を驚くほどコントロールすることができる。たとえば、自分を真剣に受け止めてほしいなら、真剣な調子で始めよう。実務的なやり取りを好むなら、実務的な調子で始めよう。気楽なやりとりを望むなら、気楽な調子で始めよう。

レス・ギブリン著 『人望が集まる人の考え方』 p87

 

このように、自分が望む主音で話すスキルを身に着ければ、思い通りに会話の調子を変更できるようになる。うまく行けば、嫌な話だって良い話になるかもしれない。

 

はじめは自分の思いをうまくコントロールできないが、「今から主音を操作する…!」と念じてパッと切り替えよう。その繰り返しで、レベルが上がっていくから。

 

人の心を動かすためには主音の操作スキルは必須で、何より自分と相手が気持ちよく話すためにぜひ身に着けておきたいものだ。理想の音が奏でられるように願っている。