しろラボ

かしこくなりたくてせのびするブログ

感謝の技術|相手の心を動かすためには「タイミング」が重要!

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感謝のタイミングを工夫しよう

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感謝して当たり前の時よりも、感謝しないのが当たり前の時にありがとうを伝えたほうが心に残る。

 

  • 怒られたらありがとう
  • 断られたらありがとう
  • 断ったあとにありがとう
  • 裏切られたらありがとう

 

裏切られてまで感謝するのは余程の人格がないと無理だが、何かを断られてから感謝するのは案外簡単だ。理解を深めるためにエピソードを抜粋する。

 

相手が思いもよらないときに感謝する。相手が予想していないとき、感謝の言葉はより強い力を持つ。思いもよらないときに誰かから感謝された経験を振り返ってみれば、その意味がよく理解できるはずだ。

 

最近、ある少年が路上で私に近づいてきて「鉛筆を買ってもらえませんか」と頼んだ。私が「いらない」というジェスチャーをすると、少年は「わかりました。ありがとうございます」と言って私を驚かせた。

 

もちろん、私はすぐに財布から小銭を取り出して鉛筆を買った。その後、少年を観察すると、数人の通行人に鉛筆を売っていた。

 

レス・ギブリン著 『人望が集まる人の考え方』p204

 

筆者は一旦断ったのに、思いもよらない感謝でついつい鉛筆を買ってしまう。人の行動を覆すほど、「感謝のタイミング」は重要なのだ。

 

最近、私自身も思いもよらないタイミングで感謝された。相手は日本語があまり上手ではない外国の方で、その時はSNSで文章でやりとりをしていた。

 

その方は私の提案を断ったのだが、その断りの文章のあとには「ありがとうございます。」があった。取って付けたような感謝の言葉にも思えるが、何となく言葉全体の棘がなくなり、断られたのに全然嫌な思いをしなかった。

 

「感謝上級者」になろうものなら、断ったにもかかわらず相手をとても良い気分にさせる。そうすれば関係にヒビが入ることもなく、むしろ好感度が上がるに違いない。

 

この出来事がきっかけで、私も感謝のタイミングを工夫しようと考えるようになった。

 

具体的にどんな時に感謝すればいいのか

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冒頭でもお話しした通り、「感謝しないのが当たり前の時」に感謝すると、相手の心に残る。そして良い気分になってもらえる。具体的なシチュエーションを上げるとすれば、以下の通りだ。

 

  • 上司に怒られた後に「叱って下さりありがとうございます。」
  • 妻に叱られた後に「注意してくれてありがとう。」
  • 子供が非行した後に「あなたの気持ちに気づかせてくれてありがとう。」
  • 恋人の浮気が判明した後に「今まで本当にありがとう。」
  • 親に小言を言われた後に「私のことを考えてくれてありがとう。」

 

感謝するシチュエーションは本当にたくさんある。大切なのは、それに気づくかどうかだ。「感謝なんてしたくない!」と思う場面にも遭遇するだろうが、実はそこで怒るよりは感謝したほうが、自分の精神衛生を保つことに繋がる。

 

思いもよらない感謝は、自分のためにも他人のためにもなるのだ。

 

文章上では取って付けたような感謝でも効果があるようなので、そこから頑張ってみるのも良い。私もここからレベルアップしていくつもりである。

 

超上級編?自分に感謝する。

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他人には感謝できても、自分には感謝できない。

そういう自分に厳しい人は確かに存在する。

 

他人に思いもよらない感謝ができるようになったなら、今度は自分に向けて感謝しよう。それも、自分が嫌だなと思っているところに。

 

  • こんな自分でありがとう。
  • 不器用に生まれてありがとう。
  • 人付き合いが苦手でありがとう。
  • 病気になってありがとう。
  • 親が好きになれなくてありがとう。

 

文法的に違和感を感じるだろうか?ちゃんと合っている。「ありがとう=有り難い」でなのだから。「こんな自分に生まれて有り難いことだ」「不器用に生まれて有り難いことだ」と言っているのと同じだ。

 

最初は抵抗がある。でも上辺だけでも言おう。感謝していると、脳は感謝する理由を探しはじめるから。

 

「こんな自分に生まれたから、こういう人に出会えて……」

「親が好きになれないから、ここに来られて……」

 

どんなに嫌だと思っていることでも、感謝し始めるとその理由を捻りだせるようになる。そして、いつの間にか「嫌だな」から「まぁいいか」に変わっていく。

 

「感謝上級者」ではないとなかなかできないが、三日坊主でも良いのでぜひチャレンジして頂きたい。